【３DS】ファンタジーライフ

　たまにはゲームの話でも。
　基本はプラス思考、いいところをピックアップしていこうと思います。

　年末に《ファンタジーライフ》というゲームを買いました！
　購入動機は「オフラインなウルティマオンライン」っぽいゲームだと、
　どこかで聞いたから。

ファンタジーライフ(特典なし) - 3DS

　オンラインゲームは数あれど、初代のあのUOを越える「その場感」のオンゲには
　なかなか巡り会えていないので、そういう気持ちでも買ってみました。

　といっても基本はオフゲなので
　突然現れるＰＫに殺されるという緊張感は無理だとしても
　ちくちくなにかしているときに「逭字」や「緑字」でステータスがアップしたときの
　あの「やったぜ！」感が味わえるのかなぁとか期待して。

　感想としては……
　想像している感じとは違ったけど、すげえいい感じ。

　どっちかというとオフラインなオンラインっぽいゲームではなくて
　「３ＤＳで遊ぶオープンフィールドＲＰＧ」という感じでした。

　あれ？

◆ゲーム概要
・洋ゲーによくある「オープンフィールドＲＰＧ」に近いかも
・バトルも生産も材料集めも、それなりのアクション性
・アクション性はあるけど、操作は超簡単でシンプル
・レベルがあって、スキルがあって、クエストがある
・王道でありながらも、いい意味でクセのある物語
・全体的にポップでシンプルなデザインが優しい
・キャラメイクの組み合わせがかなり豊富
・目の前通信であれば最大３人まで楽しめる

◆よかったところ
＞自由に自分のペースで遊べるところ！
・ライフ（職業）も１２種類あって、自由自在
・音楽が豊富、ライフを極めると、それぞれのライフごとに歌があったり
・ストーリーをいつ進めるのかも自由
・ひたすらバトルしたり、生産したりしていてもいい

＞操作が簡単で、すぐにとっつけるところ！
・バトルも生産も材料集めも、それぞれのおもしろさがある
・マルチならではの連携の楽しみもそこそこある
・なので「ちょっとダンジョンいかね？」気分で遊べる
・生産もミニゲーム仕様
・伐採や採掘、釣りなどにも工夫の余地があって楽しい
・どっちもシンプルながらにして、あなどれない仕様

＞ストレスと快感のバランスが絶妙なところ！
・ちょっとがんばれば、プラス特典が得られる仕様
・めんどくさかったら無理しなくてもいいのがいい
・生産でハイクオリティができると、すごいうれしい
・中ボス倒して、その荷物を運ぶとレアアイテムが出たり
・ハクスラ的おもしろさが、めんどくさいと快感の狭間で気持ちいい
・移動に関しても、お金を払えば目的地へ瞬間移動できたりするのでだるくない

◆次回作があったら改良してほしいところ
＞一部の操作性
・アイテムを拾う（持つ）と攻撃のボタンを変えてほしい
　ずれていて武器を構えてしまったり、ビッグアイテム壊してしまったり。
・生産中に「クエスト」を確認したい
　次はどの生産しなきゃいけなかったかなぁを
　生産モードから戻らなきゃいけないのが、ちょっとストレス。

＞最終的になんでもできるところ
　基本をオフゲだと考えると、これが正しい仕様なんだと思いますが
　たまにマルチやるときに「鍛冶やってんの？　武器作って」とかやってみたい。
　そういう意味ではキャラの限界を決めておいて
（それこそUOのように最大値シーソーにしておいて）
　１本のソフトで３人くらい作れれば楽しかったなぁと思いました。
　そうすると「次はあんなキャラにしよう」というもう一度プレイもできますしね。
　でも最近のはやりじゃないのかも。

◆その他の感想
　一部では《どうぶつの森》っぽいともいわれていましたが
　確かにそういう部分もあるかも（ＣＭとか意識してた感じでしたし）。

　ぶつ森系としてこのゲームを見た場合でも完成度は高いです。
　自分はぶつ森がまったくダメな人なんですが
　なんかぽかぽか過ごす要素にあこがれを持っていたりもします。
　でも、いざぶつ森を遊ぶと大きな変化がないので
　なにを楽しんでいいのかわかならい。自分はそういうタイプです。

　そんな人でも大丈夫！
　メインストーリーがあるし、クエストもてんこもりなので
　「目的が常にある感じ」が継続してプレイしたくなります。
　もっともぶつ森が好きな人にとっては
　これらの「なにかやらなきゃいけない感」が好きじゃないのかもしれませんが……

◆まとめ
・１人用RPGと考えてプレイしても、十分面白い！
・ぶつ森系と考えても、面白さのいくつかは共通しているので楽しめる（と思う）！
・オンゲっぽっさを求めると、ちょっと物足りないかもしれない

　――といったところでしょうか。
　まったりソロＲＰＧを探している人にはオススメできると思います。
　とくに生産が好きな人には向いているかと。
　でもいわゆるパーティ組む楽しさのあるゲームではないので、そこはご注意を。