デッドライジング


とある閉鎖された田舎町にスクープをもとめてヘリコプターでやってきた主人公。
降り立ったショッピングモールでは、なんとゾンビの群れが!
……という感じのゲームです。
ジャンルは「ゾンビパラダイス」と書いてありますな(笑)。うん、まさしくそんな感じなくらい(なにせこの仮想町と同じ数だけゾンビやっつけたら実績解除があるくらい。ちなみに5万人以上)ゾンビであふれかえっています。


ゲームの系統としては、同じカプコンバイオハザードとはまったく別のベクトルな感じです。
バイオは演出的に恐いというか、そのためにカメラワークとかにも気を遣っていたゲームでしたが、ライジングは視点は一定。
モンハンのようにショッピングモールを飛んだり走ったり。そこらへんに落ちてる元商品を好きに使って、ゾンビをしばきまくれる。
ただし通路いっぱいに数百人以上のゾンビがあふれかえっているんで、そういう意味での絶望的な怖さがあります。まさしくアメリカンな力技的ホラーといいましょうか。
一言で表現するなら……


アメリカ田舎町ゾンビ無双 〜ショッピングモールGTA変


……てな感じでしょうか。
メインストーリーはあるものの、基本的にはなにをするもの自由。
衣服までそこらへんのお店で勝手に着替えたりもできます。まあもっとも主人公はオッサンですので、コスプレ的な着せ替え的なエロイ楽しみはありませんが(ちなみにそのときの衣装でイベントシーンを演出してくれるため、シリアスなシーンなのに、主人公は真顔で子供服着用中でヘソが出てるとかは堪能できます)。
自由と言っても、基本は「生き残っている人間を捜し出して説得し、屋上近くのセキュリティルームに連れて行く」ことに時間を費やすことになります。
ほか、この状況が状況ですから、なにやらサイコでマッドな人間が出てきまして、なにかしらいらんことをしています。こいつらは無能なゾンビとは違って、生身の人間ですから頭がいい。
もうどうせ長く生きれないんだから、スナイパーライフルで人間狩りをする親子や、中庭で軍事用ジープでゾンビひき殺しまくっている3バカ囚人トリオ。ピエロの格好をしたチェインソー使い、工具売り場に立てこもる戦争帰りのマッドじじい、狂った食品コーナーのオーナーなどなど、サイコな人たちの演出がまた面白い。
また主人公はジャーナリストですので、カメラを使えます。
一応、いい写真をとると経験値が入ってレベルアップもするんですが、無視してもOK。下着ゾンビの胸元とか、レオタードゾンビの股ぐらとか、巨乳生存者の揺れる乳などを激写するとポイントアップなので、ついつい撮りまくり。
よくエロ写真とるのに夢中で、ゾンビに押し倒されたりもしました。さすがは色んな意味でもZ指定(18禁)だね!


いやー、いいゲーム楽しませてもらいました。
貸してくれた編集さんに感謝ですね!
ただ、このゲームはやばい。
なにがやばいって、「眠くなるまでちょっとゲームするかー」ってな時にやっちゃうと、眠気ふっとんで気づいたら朝とかがザラだったこと。うーむ、よくない(笑)。


ちなみに加藤は、3dayをおそらくはベストなエンディングでクリア。その後のオーバータイムモードもクリアしました。
とくにこのオーバータイムモードがまた、憎たらしい!
まさかラスボスにあんなの出てくるとは……(笑)。